Ripple Fisher RealCrescent 81LR/TZは春エギングにも向いている

以前、ここでRealCrescentでのエギングについて書きました。その時は秋エギングだったので、今回は春エギングについて書いてみたいと思います(なんせ今年のエギングでの1杯目はこのロッドでしたから)。


春エギングでも十分使えます!でも注意も必要!

結論から言うと、春エギングでもRealCrescent 81LR/TZは十分にその実力を発揮してくれます!

が、、、少しばかり注意が必要と感じています。


 81LR/TZを春エギングで使う時の注意点
  1 エギはシャクリ抵抗が少ないものを選ぶべし

  2 潮の効き具合に合わせてシャクリの強さをコントロールすべし

  3 根掛かりは決して無理にロッドで引っ張らない


1 エギはシャクリ抵抗が少ないものを選ぶべし

秋エギングでは 3.0号メインで使っていたので、エギのシャクリ抵抗は気にしていなかったのですが、3.5号になるとシャクリ抵抗は、ロッドへの負荷も考えると、気にしておきたいポイントです。

僕が試したエギでシャクリ抵抗で評価をすると

 BREADEN EGIMARU softfall・・・OK(試した中で一番おすすめです)

 YAMASHITA エギ王Q LIVE ノーマルタイプ・・・OK

 YAMASHITA エギ王K ノーマルタイプ・・・△(自重が重いので潮が効き出すとちょっと辛い)

 KANJI Clicks PROSPEC ノーマルタイプ・・・OK

 エギ猿・・・OK

という感じでしたが、ポイントやエギのタイプ(deepタイプなど)によって変わると思いますので、最終的には通われるフィールドで判断が必要になると思います。


2 潮の効き具合に合わせてシャクリの強さをコントロールすべし

上記の通り、様々なメーカーのエギを試してみましたが、潮の効き具合によっても使いやすいエギは変わりました。

例えば、エギ王Kは本来潮がよく効いている場所でのフォールでも安定させることができるエギですが、81LR/TZで潮がよく効いている場所を攻めるには少しシャクルのがしんどいなと感じました。PRO SPEC、エギ王Q Liveは、僕の中ではギリギリOKでした。

ただひとつ、この中でEGIMARUだけは潮が効いた場所でも81LR/TZで気持ちよくしゃくることができました。softfallなので、少しウェイトが軽いこともあったかもしれませんが、僕は恐らくボディの素材だろうと考えています。発砲樹脂のソリッドボディがもたらすバランスとシャクリ抵抗の軽さがかなり寄与しているのではないかと思います。もしそこがポイントだとすると、キーストンのエギシャープも良さそうです。

と、このようにエギによって同じ潮の効き具合でもだいぶ変わりますので、EGIMARUのようなエギを選ぶのか、それともシャクリ方を変えるのかというような対策が必要です。


3 根掛かりは決して無理にロッドで引っ張らない

これが一番重要です!春エギングではウィードエリアを狙うことも多いと思いますが、ウィードに引っかかった場合、絶対にロッドで無理に引っ張らないことをおすすめします。エギングに使えるとは言え、ライトゲームロッドです。エギングのMクラスんロッドと比べるとそれはもうパワーが全然異なりますので、無理な引っ張りは破損のもとです。



ロッドを強くしゃくらない制約が春エギングには向いている

さて、注意点を3つほど書きましたが、「じゃあ向いてないんじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかーし!

僕が向いていると思った理由は逆にこの制約部分です。エギングロッドだと、僕はついシャクリすぎてしまうのですが、このロッドはそこをまず自重させてくれるのです。

そしてロッドを労わりながらエギングをするので、必然的に操作も丁寧になるので、スローなエギングを行うことが多い春エギングに向いているわけです。

最後に、なんと言っても外せないのはRealCrescentの高感度特性ですね!ラインをはらずゆるめずの状態さえきっちり保つことができれば、無理にテンションフォールをさせなくても、きっちり手元にまでイカパンチなどの情報が伝わる感度があるので、夜釣りでも十分楽しめます!(もちろんデイはラインであたりをとればいいのですが)。


みなさんもライトゲームロッドで少し強めのものを使ってのエギング、トライされてみてはいかがでしょうか?

tsurinista

tsurinista (釣りニスタ)は、某釣具メーカー社員が作る「様々な視点から釣りを楽しむための情報」が満載のメディアです。

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