Ripple Fisher RealCrescent 81LR/TZ エギングレビュー

ライトゲームロッドでエギング!? 

ライトゲーマーでRipple Fisherのカタログやホームページを見たことがある方なら恐らくご存知のこのロッド「RealCrescent 81LR/TZ」。 レングスこそ8.1ftと長尺ですが、まぎれもないライトゲームロッドです。 


しかーし!!!


 エギングができちゃうんです、このロッド!

 しかも超高感度!

 このあたりはさすがRipple Fisherです。


 RealCrescent 81LR/TZってどんなロッド? 

RippleFisherの2016年カタログではこんな風に説明されていました。 

磯まわりや藻場の大型メバル、潮流場やディープエリアなどのヘビーウェイトリグを用いた大型アジに照準を絞り、より遠くにルアーを届けるためのモデルです。驚異的な飛距離、潮流の変化やショートバイト伝えるも手元に伝える感度、ストラクチャー周りを責める操作性を両立しました。 

そしてスペックはこんな感じです。

Length: 8ft 1in
Weight; 85g 
Action: RF
Lure: 1.5-14g
Line: PE 0.4-0.8 
Price: 50,000(税抜)

【レングス】

8ft 1inなので問題なくエギングに使える長さですね。防波堤などはもちろん、磯でも足場が高くなければ十分使えるレングスです。

【重量】

85gはさすがライトゲームロッドですね、軽い!この軽さは間違い無くエギングにとっては武器になります!

【アクション】

RFなのでショートピッチ、スラックジャークなど様々なしゃくり方がやりやすそうです。でも、あくまでライトゲームロッドなので、激しいシャクりはロッド破損のもとなので注意が必要です。 

【適合ウェイト】

14gまでOKと書かれています。これはエギにするとだいたい3.0号の重さなんんですが、20gくらいある3.5号でも、ペンデュラムキャストであれば問題なくキャストできそうです(なんせRippleFisherのロッドなので)。

【ライン】

通常エギングで使う0.6号前後であれば全く問題ありません。 


ね?秋エギングを中心に使える気がしませんか? 



秋エギングで1シーズン使った感想 

実際に僕が秋エギングで81LR/TZを使ってみた感想です。

1. 感度抜群!微細な違和感までビンビンに感じ取れます! 

まず驚いたのはその感度です。潮の流れはもちろん、はらず緩めずの状態でPEのテンションをうまくコントロールしてあげると、手に伝わってくる情報がものすごい量でした!そのおかげでエギがものすごくコントロールしやすくなります。感覺が研ぎ澄まされるので、自然と釣りも丁寧になるというメリットつきです!  

2. アオリイカとのやり取りに不安なし! 


これは実際に去年の秋釣った720gのアオリイカあですが、やり取りの最中バットは完全に残ってしっかりしてましたし、ロッドのトルクで自然とイカが浮いてくる感じでした。キロオーバーもきっと余裕です。

3. 飛距離も十分に出ます! 

エギングの主流の8.6ftに比べると少し短いですが、飛距離は遜色ないと思うくらいよく飛びます。

4. エギは3.5号までOK。

3.0号であればショートピッチもスラックジャークも大丈夫です。1アクションをしっかり入れて動かしてあげるイメージでしゃくるのがロッドへの負担も少なくおすすめです(あくまでライトゲーム用ロッドなのでビシバシ系のショートピッチや2段シャクりはロッドへの負荷が心配です)。 

3.5号の場合はスラックジャークがメインでとショートピッチジャークを組み合わせるという感じの使い方がおすすめです。エギによっては普通にショートピッチも可能ですが、ロッドへの負荷を考えながらのほうがいいです。


2017カタログではライトエギングにおすすめの文字が! 

秋エギングのメインロッドにマジでおすすめできるライトゲームロッドですが、なんと2017年カタログの説明文にはには正式に「ライトエギング」の文字が!


・・・また、3.0〜3.5号のエギを使用した軽いシャクリのライトエギングでも高感度特性を発揮し、繊細なゲームが楽しめます。

新しいエギングの世界に踏み出したい方、お値段ははりますが、このロッドはおすすめです!

tsurinista

tsurinista (釣りニスタ)は、某釣具メーカー社員が作る「様々な視点から釣りを楽しむための情報」が満載のメディアです。

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