APPLAUD nanodaxショックリーダーを使ってみた

nanodax(ナノダックス)というラインをご存知でしょうか?

ナイロンともフロロとも違う素材で作られたラインがnanodax(ナノダックス)で、サンヨーナイロンさんが販売されているラインです。

メーカーHPはこちら

オフショアキャスティングゲームやショアキャスティングゲームでのリーダーとして定評があるのは知っていたのですが、まさかエギングに使えるくらいの細さのラインが販売されているとは知りませんでした。が、偶然見つけたので買ってみました。

というわけで、実際にエギングで使えるか試してみました。


nanodaxの特徴

まずはnanodaxについて少し書いて見たいと思います。特徴は4つあります。

1 強度

nanodaxの最大の特徴はなんと言ってもその強度です。1.75号で比べてみると、普通は7lb.(高くて8lb.)表記ですが、なんとnanodaxは10lb.!!!同じ号数だとおよそ1.4倍の強度があるということになります。

2 比重:1.14

比重はナイロンとほぼ同じ1.14です。フロロカーボンが1.78程度なので、ナイロンと同程度の沈み具合と考えるのが妥当だと思います。

3 結束強度が強い

ナイロンに近いしなやかさを持つため、フロロに比べて結束部分を締め込みやすく、強度が強いのが特徴です。ラインの強度も元々強いので、引っ張り強度も必然的に上がります。

4 根ズレ特性ではフロロに負ける

ライン自体の強度は同じ号数でフロロに勝るnanodaxですが、根ズレ強度はフロロに劣るため、根ズレが激しい場所での利用は避けたほうが無難です。


nanodaxリーダーをエギングで使ってみた感想

こんな特徴があるnanodaxラインを実際にエギングで使ってみました。

1 潮流が早い場所ではフロロのほうが使い易い

nanodaxは比重がフロロよりも軽いため、潮流が早い場所やタイミングではラインの沈みが遅く、エギがフロロの時と比べて引っ張られてしまうような気がします。そのため、個人的にはフロロに軍配が上がると感じました

2 ウィードエリアやシャローエリアには向いているかも?

比重がフロロよりも軽い利点をいかせる場所として、ウィードエリアやシャローエリアで沈下速度の遅いエギを使って狙う場合には相性が良いのでは?とも思いました。が、これはあくまで仮説なので、今シーズン試して見たいと思います。

もしくは、シャロータイプのエギをドリフトさせる時などもいいかもしれません。


というわけで、現時点ではメインで使うリーダーはやはりフロロ、サブとしてnanodaxという組み合わせになりそうですが、比重を1.54まで上げてフロロよりも低伸度の新しいnanodaxラインが出たようです。またまた気になるラインですね。




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