エギングのはじめ方 ⑸リーダー編

前回はPEラインについて書きましたが、今回はリーダーについて。


リーダーはフロロカーボンがおすすめ

リーダーに使うラインは大きくわけるとナイロンとフロロカーボンがありますが、エギングではフロロカーボンを使うことをおすすめします。理由はエギを沈めるから。

PEラインは比重が水より軽いので、基本的には水面に浮いています。そしてナイロンラインも比重が水より軽いので浮くラインです。どちらも浮いてしまうラインだと、沈むエギに引っ張られていくラインに浮力が生じるので、なかなか糸フケをとることができません。この糸、ラインでアタリをとるエギングには大敵です。

しかし、リーダーがフロロカーボンの場合、ラインの比重が水より重いので、エギの沈下に合わせてラインもちゃんと沈んでいくので、PEラインも引っ張られやすいので、糸フケもとりやすくなるわけです。


リーダーの太さはPEラインの強度に合わせて選ぶ

では、フロロカーボンリーダーの太さはどう選べばいいのでしょうか。

基本は使っているPEラインのMAX強度よりも弱い太さのものを選びます。こうすることで、根掛かりした場合にリーダー側でラインを切ることができるので、水中に余分なラインを極力残さずにすむからです。

目安は

   PE 0.5号+リーダー1.75号(7lb.)

   PE 0.6 号+リーダー2号(8lb.)

くらいです。ただ、ポイントに根が多いなど、リーダーが痛む可能性が高い場合は、これより少し太めをセレクトしても良いです。イカが抱いたがラインブレイクなんて最悪ですからね。


しなやかなフロロのほうがいい?

ここからは個人的に感じていることですが、フロロカーボンはナイロンに比べるとラインが硬いです。そのため、複雑な結び方をしての強度落ちが気になります。

そこで僕が好んで使っているのがしなやかなフロロ。

おすすめは「クレハ / KUREHA シーガーグランドマックスFX」。シーガーグランドマックスにしなやかさをプラスしたラインで、エギングとの相性抜群です。磯のフカセ釣りでも信頼されているリーダーなので、根ズレに対する強度も申し分なしです。

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