昨年、磯ヒラスズキを釣ってから、ヒラスズキにご乱心の僕。
アオリイカが食べたい奥さんには少し呆れられる程の熱狂っぷり。
こんなにどっぷりハマったのはアオリイカ以来な気がします。
というわけで、僕が知ったヒラスズキさんのことを色々と、ここらでまとめてみたいと思います。
まずはヒラスズキの魅力から(全て主観ですがw)。
そもそもなんでヒラスズキ?
僕がヒラスズキに興味を持ち出したのは、かれこれ2年ほど前。
当時、正直シーバス釣りには全く興味を持っていなかったんですが(食べてもあんまり美味しくないイメージだったから)、たまたまいつもお世話になってる釣り具店の店長さんからヒラスズキの昆布締めが絶品だと聞いたことがきっかけでした。
そこからネットで調べたり、実際にヒラスズキを釣ってるそのお店のお客さんに話を聞いたりしながらリサーチを重ねると、ヒラスズキの魅力がわかってきました。
そして、どんどんその虜になっていったのです。
ヒラスズキの3つの魅力
ヒラスズキには様々な魅力があるんですが、大きくこの3つの魅力に大分してみます。
- 魚の魅力
- 釣りの魅力
- 食の魅力
要は、見てよし!釣ってよし!食べてよし!の3拍子揃った魚ってことですw
1. 魚としての魅力
見惚れるほどカッコいいプロポーション
マルスズキに比べて頭が小さく体高がある独特のプロポーションをしているヒラスズキ。
小さな頭から背中にけけて一気に盛り上がる輪郭、そして太い尾っぽへと緩やかに流れる背中のライン。
腹側は大きな腹ビレを動かすためのしっかりした筋肉美から、尾っぽの下側の筋肉へと繋がる美しいライン。
太い尾っぽの先にある大きな尾ビレ。
これら全てが絶妙なバランスでかっこよさを作り出しているのがヒラスズキです。
人間に例えるなら、めっちゃ健康的なグラマラスボディを持った8頭身美人というところですかねw
美しいシルバーボディ
体高があるボディを覆う銀ピカに輝く魚体。黒々とした背中とヒレ。
英語では「Black Fin Sea Bass」と書くそうです。納得。
水から上がってきたシルバーに輝く魚体の美しいことと言ったらもう。
この魅力を伝えられるような写真が撮りたいですね、いつか。
グラマラスボディ
秋〜冬にかけて魚体に油がのるシーズンは、春〜夏に比べて大きいもので2〜3kgもウェイトが変わるそうです。
それくらい縦にも横にも大きくなる魚は、実際の全長よりもさらに大きく見えるんです。
まさにグラマラスボディ!
2 釣りの魅力
大好きな磯で狙える魚
磯は色々な魚に出会える場所なので、僕は大好きなフィールド。
そこにこんな魚が潜んでいたなんて!という新たな魅力にまた出会いました。
磯+サラシという普通なら敬遠する状況かで狙う非日常感
エギングやフカセと言ったよく磯でやる釣りでは、普通サラシを嫌います。
風も強いし、海も荒れる状況では、ラインやウキの動きをコントロールできないので、釣りがとてもやりづらいからですね。
でも、ヒラスズキはそんな状況下だからこそ狙える魚。
僕にとって釣りの世界がまた広がった瞬間でした。
アドベンチャー要素たっぷり
磯+サラシでもう十分新しい世界を見せてくれているのですが、さらに「海を泳いで磯に渡る」「荒磯を開拓してポイントを探す」なんて要素をさらに持っているのがヒラスズキ釣りの僕にとっての更なる魅力。
冒険心をくすぐるような釣り場探しの旅、考えるだけでワクワクしませんか?
3 食の魅力
市場には出回らない希少性
いわゆるマルスズキは、店頭でもよくお目にかかる魚ですが、ヒラスズキは見たことがありません。
そらそうです。
まだまだ生態が解明されていないことはもちろん、そもそも漁で獲れる魚ではないので、当然です。
だから、これを食べられるのは釣り人の特権でもあるのです。
部位による違いが楽しめる
これは1匹食べてみて気づいたことですが、筋肉質なボディと油の乗り具合で、部位によって味も食感も異なる魚でした。
腹側の身は油のノリが良く、お刺身は柔らかく、焼くと身はふっくら。
尾っぽの身は逆で、筋肉質でお刺身はコリコリ、焼くとしっかりとした身でした。
なんと言っても昆布締めが美味しい
そう!僕はこれが食べてみたかったんです!昆布締め。
腹側の身も、尾っぽの身も、昆布で程よく締めた身はまさに絶品でした!
ヒラメの昆布締めともまた違う味。マルスズキは淡白なイメージですが、ヒラスズキの身は濃厚。
お醤油でも良いし、ポン酢でも良い。
もう1度食べたくなる味でした。
アオリイカ好きの奥さんですが、ヒラスズキの味には大絶賛でしたw
さて、いかがでしたか?
ヒラスズキの魅力、伝わりましたか?w
次回は、ヒラスズキについて、もっと触れてみたいと思います。
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