釣り場でお湯を沸かす「SOTO レギュレーターストーブ ST-301」を使ってみた

寒い冬場、釣り場でお湯を沸かせたら・・・なんて考える方も多いのではないでしょうか。 私もそれに漏れず、この冬レギュレーターストーブを買ってしまいました。今回は選んだ基準から実際の使用感と使用感の改善策案までを書いてみたいと思います。  


悩んだ末にSOTO ST-301を選択

色々なレギュレーターストーブを調べましたが、最終悩んだのはこの2つでした。 

[SOTO ST-301]

出典:SOTO

利点 クッカーが選べる

   収納がコンパクト    

   ガスボンベが安価で手にはいる(ランニングコストが安い)    

   本体価格が安価(ジェットボイルと比べて) 

欠点 ジェットバイルよりもお湯を沸かすのに時間がかかる    

   風の影響を受けやすい 


[ジェットボイル ZIP]


出典:モンベル

利点 お湯が沸く時間が早い    

   風の影響を受けにくい

欠点 付属のクッカー以外が使えない

   ボンベがそれなりに高い 

   本体価格が高価


悩んだ結果、今回は「クッカーが選べる汎用性」と「価格」をとってSOTO ST-301を選択しました。  


ですが、SOTO ST-301を選択した時点で、これだけではお湯は沸かせません。お鍋かケトルが必要です。 どちらにするか悩みましたが、ここでも「汎用性」を重視して、深型のクッカーを選択しました。 選んだのは「snow peak チタントレック700」、決めては5点ありました。

出典:snow peak

決め手  ・チタンなので丈夫で軽い

     ・蓋がついているので、少しでも早くお湯が沸きそう

     ・蓋についた穴からお湯を注げるので、コーヒーのドリップにも使える 

    ・お湯を沸かす以外にも使える(例えばスープを作ったり) 

    ・700ml沸かすことができるので、大きいラーメンにも対応可


冬場の利用には風対策が必要

手元に届いたST-301を早速釣り場で使ってみました。冬場の釣りで使いたくなるのはやっぱり夜中。冷え切った体を温かいもので暖めたくなるものです。というわけで、冷え切った夜中に700mlのお湯を沸かしてみて、4点わかりました。

 1 JETBOILと比べるとお湯が沸くまでに時間がかかる

ここは使う前からわかっていたことですが、体感すると予想以上に長いなと感じました。恐らく3分くらいは違うんじゃないかと思います。

 2 風をガードするものが必ず必要 

風が吹いていると、さらにお湯が沸くまでに時間がかかりました。火があおられて水に熱エネルギーが伝わりにくいこと、金属のクッカーが風で熱を奪われて温めた熱が奪われてるからだと思います。

 3 点火スイッチが便利で火力コントロールがしやすい 

点火スイッチがあると着火がものすごく楽です。さらにガス量をコントロールするつまみも使いやすいので、使用中でも火力のコントロールがやりやすく、料理にも向きそうです。

 4 使用時に安定感がある 

4本脚とガスボンベが地面を捉えるおかげで、磯場のような場所でも安定感を保ちやすく、置き場所を決めるのが容易でした。 

5 クッカーからの熱放出を抑制する何かがあったほうがいい 

これはジェットボイルとまさに同じ考え方ですが、クッカー自体を何かで覆って熱放出を抑えることは必要と感じました。 


風対策さえ行えばかなり便利なレギュレーターストーブです

上で書いたように、JETBOILと比べると風対策の点ではものすごく劣りますが、火元の風対策とクッカーからの熱放出対策さえ行えば、安価で十分使えるツールになると思いますので、最初のレギュレーターストーブとしてもおすすめです。また、これなら家のテーブルでも使えそうですね。

火元の風対策にはSOTOから専用の「ウィンドスクリーン(ST-3101)」という専用の製品が発売されていましたので、これを買って使ってみます。 

出典:SOTO

クッカーの熱放出対策は、今のところノーアイディア状態なのですが、JETBOILのようなガードができる素材を探してみます。

tsurinista

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