エギングのはじめ方 ⑵シーズンを知る

エギングは秋から初めるのがおすすめ

寿命が1年のアオリイカですが、釣りのシーズンとしては、大きくわけると春と秋の2回あります。

春は浅場の藻場へ産卵にくる個体を狙う釣り。大きいサイズが期待できますが、警戒心が強く難しい釣りになるため、上級者向け。

一方秋は、春に産まれた個体がエギで狙えるサイズに成長し、果敢に餌を食べるようになるため、春に比べて釣りやすい時期です。

そのため、エギングを初めるなら秋がオススメです。

秋で経験をしっかりつんで、春に挑みましょう。



秋は10月〜11月初旬が狙い目

春に比べて秋は秋は釣りやすく、数釣りも期待できる季節です。

とは言え、釣り方をしっかり覚えていかないと、釣れるものも釣れません。

秋の前半は新子サイズのアオリイカを目で見ながら釣ることができるので、しっかり見てイカの反応を観察。エギングを覚えましょう。

後半は、アオリイカが成長するにつれてどんどん回遊型へと変わっていくので、回遊狙いのナイトエギングにシフトしていきます。そうなるとアオリイカもエギも見えません。前半での観察の経験が活きてくるわけですね。目で見て体験したことが、

沖のエギの周りでも起こっていると想像しながら、地形も意識して回遊のアオリイカを釣っていくことになるわけですね。

また、回遊狙いなので、自合いや青物などのフィッシュイーターの動きも意識する必要が出てきます。

加えて、晩秋は水温も重要な要素。こちらで限界水温は15℃前後と書きました。

岸から狙える範囲の水温がこれより低下すると、アオリイカは水温が安定して暖かい深場へとどんどん落ちていきます。

また、水温が高めでも安定しないと、アオリイカの活性は上がりません。水温が少しでも高く安定したエリアを見つけることが、晩秋のアオリイカ釣りのセオリーです。加えて、日中深場に沈んだアオリイカが夜捕食に浅瀬に上がってくるルートを意識したポイント選びも重要です。深場とシャローが隣接し、その間のルートを探しましょう。

#ポイントの探し方はまた別の機会に。

tsurinista

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