何事もまずは相手を知ることから。
というわけで、まずはエギングのターゲットであるアオリイカについて簡単に。
アオリイカはイカの王様!?
アオリイカは「イカの王様」と呼ばれるほど美味しいイカで、イカの中でも最も美味しいイカのひとつと言われるほどです。特に甘みが特徴的で、生姜じょうゆと良く合います。
#地域による味の違いについてはまた別の機会に。
アオリイカの寿命は1年
そんな美味しいアオリイカですが、実は寿命は短くわずか1年。
春に産卵し産まれた個体が次の春に産卵し、産卵後は死んでしまいます。
大きいもので5kgや6kgにまで成長するアオリイカですが、寿命はわずか1年。
ものすごく大食漢なんだなぁと予想できますね。
アオリイカは3種類
アオリイカには「シロイカ系」「アカイカ系」「クワイカ系」の3種類がいると言われています。
中でもアカイカ系が最も大型に成長します。いわゆる「レッドモンスター」ですね。黒潮の恩恵を受ける種子島や南紀などのエリアを中心に釣られています。
クワイカ系は沖縄などで生息する種類で、大きいもので1kgにいくかどうかというサイズ。基本小さいです。
そして全国的に分布するシロイカ系。伊豆半島ではシロイカ系で3kgオーバーも捕獲されており、アカイカ系に比べると大きくはなりませんが、それでも3kgクラスには成長するようです。十分大きいですよね。
オスとメスは身体の模様で見分ける
アオリイカのオスとメスを見分ける方法は簡単。
胴体の模様を見て下さい。横線が入っていればオス。斑点ならメスが基本です。
これは横線が入っているのでオスですね。
こちら斑点模様なのでメスです。
ただし、個体によっては混ざっているものも。。。小さいサイズは時にわかりにくいものも多いです。その場合は模様の割合で多いほうで判断すればだいたい合っていることが多いので、判断の目安にして下さい。
アオリイカの動きに重要な水温と塩分濃度
アオリイカが動ける限界の水温は15度前後と言われています。一方上の水温は比較的高くても釣ることができる印象です。30℃くらいなら大丈夫じゃないでしょうか。
ただし、塩分濃度はしっかり意識して下さい。アオリイカは真水を嫌うため、塩分濃度が低い場所やレンジにはアオリイカはまずいないと考えたほうがいいです。
アオリイカについてもっと詳しく知るならこの本がオススメ!
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